上方修正期待
ネット広告関連事業大手。
今年1月に、VOYAGEとサイバーコミュニケーションが経営統合して誕生した企業。53%を電通が保有している。
同社は今年2月14日に中期経営計画を発表し、成長戦略を市場にリリースしている。これによれば、同社はパフォーマンス広告のVOYAGEとブランド広告のサイバーコミュニケーションが、統合することで、インターネット広告事業でより圧倒的な地位を占めることを、戦略の前提としているようだ。さらに、非インターネット広告もデジタル化が進むことにより、TVなどの媒体に対する優位性も発揮できるようになるとしている。
こういった戦略は、電通の協力の下に、今後、協力し進められる可能性がある。働き方改革などで評価を下げた電通グループが、より成長性の高い分野で、そのブランドを守ろうとするのは、広告関連企業として当然の戦略だろう。
同社は、今週火曜日に第2四半期決算発表が行う予定。2019年12月期の営業利益は25億円(15か月変則決算)を予想しているが、2019年3月末までの6か月間で、すでに営業利益は20億95百万円を達成している。本決算まであと9か月を残していることを考えると、下期慎重な見通しをしているとしても、あと5億円程度の営業利益という予想は、保守的すぎると考えられる。
今回の第3四半期(全5四半期として)業績が順調であれば、企業側は予想を上方修正する可能性があり、もし今回それが無かったとしても、次の四半期では、その期待が高まるだろう。
株価は、前回第2四半期業績発表時に1200円近辺から1700円超まで跳ね上がったが、その後ほぼ一貫して調整を続け、先週は、上昇前の株価まで戻ったところで、横ばいに転じている。全体の市場環境は良くないものの、今四半期決算の数値が固ければ、再び上昇mの可能性は高まるだろう。
今年1月に、VOYAGEとサイバーコミュニケーションが経営統合して誕生した企業。53%を電通が保有している。
同社は今年2月14日に中期経営計画を発表し、成長戦略を市場にリリースしている。これによれば、同社はパフォーマンス広告のVOYAGEとブランド広告のサイバーコミュニケーションが、統合することで、インターネット広告事業でより圧倒的な地位を占めることを、戦略の前提としているようだ。さらに、非インターネット広告もデジタル化が進むことにより、TVなどの媒体に対する優位性も発揮できるようになるとしている。
こういった戦略は、電通の協力の下に、今後、協力し進められる可能性がある。働き方改革などで評価を下げた電通グループが、より成長性の高い分野で、そのブランドを守ろうとするのは、広告関連企業として当然の戦略だろう。
同社は、今週火曜日に第2四半期決算発表が行う予定。2019年12月期の営業利益は25億円(15か月変則決算)を予想しているが、2019年3月末までの6か月間で、すでに営業利益は20億95百万円を達成している。本決算まであと9か月を残していることを考えると、下期慎重な見通しをしているとしても、あと5億円程度の営業利益という予想は、保守的すぎると考えられる。
今回の第3四半期(全5四半期として)業績が順調であれば、企業側は予想を上方修正する可能性があり、もし今回それが無かったとしても、次の四半期では、その期待が高まるだろう。
株価は、前回第2四半期業績発表時に1200円近辺から1700円超まで跳ね上がったが、その後ほぼ一貫して調整を続け、先週は、上昇前の株価まで戻ったところで、横ばいに転じている。全体の市場環境は良くないものの、今四半期決算の数値が固ければ、再び上昇mの可能性は高まるだろう。