ＤＬＥ、前期経常を赤字縮小に上方修正

　ディー・エル・イー <3686> が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の5.8億円の赤字→5.1億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.3億円の赤字→1.6億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　※20年3月期(9ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、大型の広告制作案件や映像制作案件の納品時期が想定より早まったこと等により、前回発表予想より125 百万円増加する見込みとなりました。これに伴い、営業利益は65 百万円、経常利益は70 百万円、それぞれ増加する見込みとなりました。一方、当社保有の株式について、実質価値の低下が認められるため減損処理を行い、特別損失49 百万円が発生したこと等に伴い、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回予想を据え置いております。特別損失の発生に関しましては、本日公表しました「特別損失の発生に関するお知らせ」をご覧ください。