みんなのＷＥＤがストップ高、クックパッド“内紛”収束で安心感広がる

　みんなのウェディング＜3685.T＞がストップ高。同社の筆頭株主のクックパッド＜2193.T＞は創業者で筆頭株主の佐野陽光氏から現社長を含む全取締役の交代の提案を受けるなど、経営面の内紛が注目されていた。

特に、佐野氏は「料理から離れた事業に注力するなど中長期的な企業価値向上に不可欠な一貫した経営ビジョンに大きな歪みが出てきた」と指摘。提案が可決された場合、同社とクックパッドの資本関係が不安定になるとの懸念が出ていた。しかし、クックパッドは５日の取引終了後、「取締役選任議案の一本化で基本合意した」と発表。経営方針を巡り対立していたクックパッドの筆頭株主と現経営陣が一転歩み寄ることになった。これを受け、同社株には安心感からの買いが流入している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）