1,565円
デジタルハーツホールディングスのニュース
■アスカネット <2438> 1,509円 (+259円、+20.7%) 一時ストップ高
アスカネット <2438> が急反騰。7日の取引終了後、22年4月期の単独業績予想について、売上高を62億7000万円から63億2600万円(前期比9.6%増)へ、営業利益を2億8500万円から4億4100万円(同59.0%増)へ、純利益を2億円から3億1200万円(同38.7%増)へ上方修正したことが好感された。遺影写真など画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを提供するフューネラル事業で新規顧客獲得が堅調に推移したことに加えて、フォトブック事業でウェディング市場における新型コロナウイルス感染症拡大の影響が想定ほどではなかったことや、スタジオ向け写真集が好調なことが要因としている。なお、第3四半期累計(21年5月~22年1月)決算は、売上高46億8800万円(前年同期比11.9%増)、営業利益3億6900万円(同2.6倍)、純利益2億6200万円(同2.1倍)だった。
■ソケッツ <3634> 928円 (+150円、+19.3%) ストップ高
ソケッツ <3634> がストップ高。7日の取引終了後、クッキーレス感性ターゲティング広告サービス「Trig’s」のオープントライアルを開始したと発表したことが好感された。今回のオープントライアルは、同社独自の感性AIを活用し、クッキーを利用せずにインターネット媒体の記事・情報・コンテンツの文脈だけではなく読者の感情や感性を推測し、関連情報、関連広告を表示する取り組み。実施媒体は集英社(東京都千代田)のWebメディア9媒体で、味の素 <2802> 、エイチ・アイ・エス <9603> など10社がトライアルに参加するとしている。
■ホクシン <7897> 168円 (+15円、+9.8%)
東証1部の上昇率3位。ホクシン <7897> は全般地合い悪のなか大幅高。個人投資家を中心とした短期資金が流入し商いも高水準に膨らみ、低位株ならではの物色人気を博している。主力銘柄が手掛けづらく、資源関連や原油関連株にも買い一巡感がみられるなか、小型材料株で値ごろ感のある同社株に買いが集まった。市場では「ロシアのウクライナ侵攻に伴い、エネルギーや穀物の供給が滞る状況で市況高騰を招いているが、木材についても昨年春ごろに起こったウッドショックへの思惑が広がっているようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。同社は昨年もウッドショック関連として高騰した経緯があり、その時の連想もあり上値を見込んだ買いが流入した。
■ワットマン <9927> 2,747円 (+201円、+7.9%) 一時ストップ高
ワットマン <9927> が急反騰。7日の取引終了後、22年3月期の期末一括配当予想を60円から80円へ増額修正したことに加えて、3月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。前期実績に対しては20円の増配となる。なお、株式分割の効力発生日は4月1日となる予定だ。
■VIX短先物 <1552> 2,677円 (+151円、+6.0%)
国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3日続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時には上昇する特性を持つ。7日の米VIX指数は前日に比べ4.47(13.98%)ポイント高の36.45に上昇した。米欧諸国がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わり、原油価格が急伸したことが嫌気され、同日のNYダウは797ドル安と急落した。これを受けVIX短先物は値を上げている。
■NEXT 原油ブル <2038> 1,646円 (+70円、+4.4%)
NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN <2038> は強烈な上昇波動を形成、前日は300円高のストップ高に買われる人気となったが、きょうも一段と上値を追う展開となっている。石油価格(ドバイ原油)をもとに算出した指数に連動するETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを想定したボラティリティの高さを特徴としている。ここ原油市況の高騰が続くなか、個人投資家などをはじめ短期資金による値幅取り狙いの買いが活発化している。ウクライナ情勢が悪化するなか、ロシアに対する経済制裁の影響でロシアからの原油や天然ガスの供給が滞るとの見方が強まっており、WTI原油先物価格は前日に一時1バレル=130ドル台まで急騰した。また、中東産ドバイ原油は前日終値ベースで128ドル80セントをつけるなど、原油価格高騰が止まらない状況にある。
■フューチャー <4722> 1,576円 (+63円、+4.2%)
東証1部の上昇率8位。フューチャー <4722> が続伸。同社はきょう、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を担う「プロアクティブ人材」の育成を目的とした戦略的コンサルティングサービスの提供を開始すると発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。このサービスは、「プロアクティブ人材」を育てていくためのプロセスを体系化し、事業課題の要因と解決策を探り、解決に向けたアクションプランを立案したうえで、実行、検証を行うという過程を企業の社員に体験してもらうもの。グループ会社のワイ・ディ・シー協力のもとサービス提供を開始しており、さまざまな業界の企業に展開する予定だとしている。
■ハウテレビジョン <7064> 1,999円 (+69円、+3.6%)
ハウテレビジョン <7064> が反発。7日の取引終了後、集計中の22年1月期単独業績について、最終利益が6200万円から7900万円(前の期2億3500万円の赤字)へ上振れたようだと発表しており、これが好材料視された。税効果会計の影響を見直した結果という。なお、売上高は11億8000万円から11億4400万円(前の期比31.8%増)へ、営業利益は8300万円から4600万円(前の期2億1500万円の赤字)へ下振れて着地した。売り上げ計上を見込んでいた受注の一部について、計上時期が23年1月期にずれ込むことが要因としている。
■デジハHD <3676> 1,576円 (+53円、+3.5%)
デジタルハーツホールディングス <3676> が5日ぶりに急反発。同社はゲームソフトの不具合検査のほか、セキュリティー対策などを手掛ける。昨年12月に2700円の上場来高値をつけた後、今年2月には1405円と5割近い下落を演じたが、業績は拡大基調にあり足もとでは値頃感からの買いも流入しているようだ。岩井コスモ証券は4日に同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始している。目標株価は2300円とした。日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資の追い風を受けており、M&Aを含めて高い成長が期待できるだろう、と指摘。22年3月期の連結営業利益は前期比44.1%増の27億5000万円と最高益を見込んでおり、会社予想(27億円)を上回って着地すると予想。23年3月期の同利益は31億円を見込んでいる。
■オープンドア <3926> 1,660円 (+47円、+2.9%)
オープンドア <3926> 、アドベンチャー <6030> 、エアトリ <6191> など旅行関連の一角が堅調に推移。7日の新型コロナウイルスの国内感染者数が約1ヵ月半ぶりに4万人を下回ったことで、国内各地に発出されているまん延防止等重点装置の早期解除や国内旅行需要回復への思惑が広がったようだ。東京都は5374人が確認され、4日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回ったほか、前週月曜日(2月28日)との比較で6割以下に低下した。
■ラストワンマイル <9252> 1,077円 (+30円、+2.9%)
ラストワンマイル <9252> が3日ぶりに反発。7日の取引終了後、アパートやマンションなどの賃貸仲介・管理を行うアップル(さいたま市大宮区)との業務提携を開始したと発表しており、これが好感された。今回の提携では、ラストワンMグループの新生活におけるノウハウや開発・運営する「まるっとシリーズ」の強みを生かし、不動産管理会社向け新プランをアップル社に対して提供するというもの。新プランでは、ラストワンMグループがアップルの管理する賃貸物件における空室時の電気料金を負担し、また入居が決まった際の契約切り替えの代行を実施することで、コストカット・業務軽減に貢献するという。なお、同提携による業績への影響は軽微としている。
■モルフォ <3653> 919円 (+25円、+2.8%)
モルフォ <3653> が大幅高で4日ぶりに反発。この日午前中、FCNT(神奈川県大和市)の「らくらくスマートフォン F-52B」に、画像処理及び人工知能(AI)技術が採用されたと発表しており、これが好材料視された。「F-52B」は、発売開始より20年を迎え、累計販売台数700万台を突破したらくらくシリーズの最新モデルで、らくらくスマートフォンで初めて2眼カメラ(ワイドカメラ・マクロカメラ)が搭載されている。今回、「F-52B」に採用された技術は、モルフォの主力画像処理技術である静止画向け電子式手ブレ補正・ノイズ除去、ダイナミックレンジ補正、AI技術で、被写体を認識する単眼背景ぼかし。また、フォーカスが合っている領域を検出する技術が、シーンに合わせてワイドカメラとマクロカメラの切り替えを推奨する新たな機能の実現にも活用されたとしている。
※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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