エニグモ、今期経常を一転7％減益に下方修正

　エニグモ <3665> が12月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比6.0％増の19.9億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の32.9億円→28.1億円(前期は30.3億円)に14.6％下方修正し、一転して7.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常利益も従来予想の19.1億円→14.3億円(前年同期は19億円)に25.1％減額し、一転して24.7％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の経常利益は前年同期比18.3％減の6.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の43.1％→35.3％に低下した。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース