ＪＭＮＣ続急伸、全セグメント計画上振れで１１月中間期営業利益は通期計画を上回り着地

　日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645.T>が続急伸。前週末８日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１５年６～１１月）連結決算が、売上高７億７００万円（前年同期比２２．２％増）、営業利益７５００万円（同５７．９％増）となり、従来予想の売上高６億３５００万円、営業利益２０００万円を大きく上回ったことが好感されている。

　ポータルサイト運営事業やＳＥＭ事業、保証事業、医療ＢｔｏＢ事業、メディアプラットフォーム事業、販売代理事業のすべてのセグメントで予想を上回ったことが要因としている。また、業務効率化で当初の人員計画より大幅に少ない人数で業務を行うことが可能となったことや、費用対効果を重視した広告戦略による広告宣伝費の削減なども寄与したという。

　なお、１６年５月期通期業績予想は、売上高１３億１０００万円（前期比４．１％増）、営業利益５０００万円（同５０．４％減）の従来予想を据え置いているが、１１月中間期時点で通期計画の営業利益を上回っていることから、業績予想の修正を期待した買いも入っているようだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）