アイネスが一時１６％高、第３四半期営業利益３．９倍◇

　アイネス<9742.T>が続急伸して一時、前日比１９２円（１６．１％）高の１３８１円に買われ、昨年来高値を更新している。２９日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２０１８年４月～１２月）の連結決算を発表。売上高は２６４億３００万円（前年同期比１０．４％増）、営業利益は１２億４００万円（同３．９倍）、純利益は７億９６００万円（同４．５倍）と大幅増益となったことが好感されている。

　三菱総合研究所<3636.T>と資本・業務提携したことも寄与し、公共、金融、産業などいずれの分野でも増収となったことが売上高を押し上げた。一部のプロジェクトで原価の上昇があったものの、売り上げ増で吸収した。

　なお、１９年３月期通期業績予想は、売上高３７５億円（前期比３．８％増）、営業利益２１億円（同３０．６％増）、純利益１４億円（同３２．４％増）の従来見通しを据え置いている。

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出所：minkabuPRESS