セーレンが１９年３月期最終利益予想を上方修正、自社株買いも発表

　セーレン<3569.T>がこの日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、純利益を７７億円から８４億円（前期比２１．２％増）へ上方修正した。

　売上高は１２００億円（同４．６％増）、営業利益は１１０億円（同２．１％増）の従来予想を据え置いたものの、上期における為替差益の発生や投資有価証券売却益の発生などが貢献するとしている。

　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高６００億５５００万円（前年同期比８．５％増）、営業利益５０億７０００万円（同０．７％増）、純利益４２億８５００万円（同２６．８％増）だった。

　同時に５００万株（発行済み株数の８．３６％）、または１００億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は１１月９日から来年１１月８日までで、資本効率の向上を図り、株主への一層の利益還元を進めるとともに、企業環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するの目的としている。

出所：minkabuPRESS