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<動意株・29日>(前引け)=No.1、栗本鉄、野村総研
No.1<3562.T>=破竹の10連騰。中小企業を主要顧客に情報セキュリティー関連機器の開発製造および販売を手掛けている。また、巧妙化するサイバー攻撃に対応して、不正アクセス防止に重点を置いた従来の単一的なセキュリティーではなく、不正アクセスによって脅威が侵入した後の対策も想定し、複数の防御層を設定する「多層防御」に対応した定額制のネットワークソリューションなども展開する。株主還元に前向きで、復配した19年2月期以降は毎期増配を繰り返しているほか、直近では前週末25日の株主優待制度の拡充に続いて、週明け28日取引終了後には自社株取得枠の設定を発表、きょうの立会外取引で27万9700株の自社株を取得する計画で、これを材料視する形で投資資金が攻勢を継続している。
栗本鐵工所<5602.T>=上値指向鮮明。連日の年初来高値更新。鋳鉄管の商品シェアで国内屈指、とりわけ上下水道管向けダクタイル鉄管などで実績が高い。ナノテク関連技術にも早くから取り組むなど研究開発分野でも定評がある。下水道の老朽化が社会問題視されており、平均耐用年数が50年ほどといわれるなか、これを超過した下水道管は全体の約7%を占めるとされ、その対応が国策として喫緊の課題となっている。同社はその関連有力株として機関投資家とみられる資金の実需買いが継続的に流入しているもようだ。株価指標面でもPERやPBR、配当利回りなどに依然として割高感は感じられない。
野村総合研究所<4307.T>=切り返し急。前日は全体地合い悪に流され陰線を引いたが、きょうは改めて買いを誘導し5日移動平均線を足場に急速に上値を指向している。システムインテグレーター大手で金融機関向けを主軸に実績が高い。足もとの業績は金融業界の基幹システム更新需要などを背景に収益を伸ばしている。28日取引終了後に発表した25年4~6月期決算は最終利益が前年同期比17%増の260億円と2ケタ成長を達成した。26年3月期通期予想に対する進捗率もちょうど25%となり、順調に業績拡大トレンドをたどっていることを好感する買いを引き寄せている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
栗本鐵工所<5602.T>=上値指向鮮明。連日の年初来高値更新。鋳鉄管の商品シェアで国内屈指、とりわけ上下水道管向けダクタイル鉄管などで実績が高い。ナノテク関連技術にも早くから取り組むなど研究開発分野でも定評がある。下水道の老朽化が社会問題視されており、平均耐用年数が50年ほどといわれるなか、これを超過した下水道管は全体の約7%を占めるとされ、その対応が国策として喫緊の課題となっている。同社はその関連有力株として機関投資家とみられる資金の実需買いが継続的に流入しているもようだ。株価指標面でもPERやPBR、配当利回りなどに依然として割高感は感じられない。
野村総合研究所<4307.T>=切り返し急。前日は全体地合い悪に流され陰線を引いたが、きょうは改めて買いを誘導し5日移動平均線を足場に急速に上値を指向している。システムインテグレーター大手で金融機関向けを主軸に実績が高い。足もとの業績は金融業界の基幹システム更新需要などを背景に収益を伸ばしている。28日取引終了後に発表した25年4~6月期決算は最終利益が前年同期比17%増の260億円と2ケタ成長を達成した。26年3月期通期予想に対する進捗率もちょうど25%となり、順調に業績拡大トレンドをたどっていることを好感する買いを引き寄せている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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