アツギ、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も15円減額

　アツギ <3529> が1月31日後場(14:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は49.4億円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→52億円の赤字(前期は30.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.9億円の黒字→50億円の赤字(前年同期は31.2億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→15円(前期は30円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は47.5億円の赤字(前年同期は0.6億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の2.6％→2.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース