Ｆブラザーズ、今期経常を28％上方修正

　ファーストブラザーズ <3454> [東証Ｐ] が9月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年11月期の連結経常利益を従来予想の25.2億円→32.4億円(前期は13.5億円)に28.3％上方修正し、増益率が86.2％増→2.4倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億円の赤字→5.1億円の黒字(前年同期は3.4億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、47.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループは、賃貸不動産ポートフォリオの入れ替えとして毎期相応の物件売却を実施しておりますが、当事業年度においては、ポートフォリオ構成の観点から当初売却を予定していなかった物件を売却対象に加えたことや、当初計画値を上回る条件にて売却を実施できていること等から、売上高および各段階利益いずれも前回発表予想値を上回る見通しとなりました。配当予想　2023年11月期の配当予想の変更はありません。当社の１株当たり年間配当金は、2024年２月上旬に支払予定の期末配当金32円00銭となる予定です。※上記の業績予想数値につきましては、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。以上