決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 安川電、吉野家ＨＤ、ビックカメラ (7月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　エコーＴＤ <7427>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は8500万円の黒字(前年同期は1800万円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の1億5200万円に対する進捗率は55.9％となった。

★No.3　カーブスＨＤ <7085>
　21年8月期の連結経常利益を従来予想の11億円→15.9億円(前期は11.6億円)に44.5％上方修正し、一転して36.5％増益見通しとなった。

★No.5　安川電 <6506>
　22年2月期の連結税引き前利益を従来予想の433億円→555億円(前期は271億円)に28.2％上方修正し、増益率が59.4％増→2.0倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4992> 北興化 　　　　東１ 　 +17.61 　　7/ 9　　上期　　　-10.28
<7427> エコーＴＤ 　　東１　　 +9.26 　　7/ 9　　　1Q　　　　黒転
<7085> カーブスＨＤ 　東１　　 +5.93 　　7/ 9　　　3Q　　　-17.96
<8194> ライフコーポ 　東１　　 +4.15 　　7/ 9　　　1Q　　　 -2.56
<6506> 安川電 　　　　東１　　 +3.97 　　7/ 9　　　1Q　　　129.53

<3454> Ｆブラザーズ 　東１　　 +3.65 　　7/ 9　　上期　　　　黒転
<6289> 技研製 　　　　東１　　 +3.51 　　7/ 9　　　3Q　　　 17.77
<6136> ＯＳＧ 　　　　東１　　 +3.40 　　7/ 9　　上期　　　 21.75
<3048> ビックカメラ 　東１　　 +3.37 　　7/ 9　　　3Q　　　 84.86
<8185> チヨダ 　　　　東１　　 +2.67 　　7/ 9　　　1Q　　　　黒転

<8125> ワキタ 　　　　東１　　 +2.20 　　7/ 9　　　1Q　　　 12.59
<3201> ニッケ 　　　　東１　　 +2.08 　　7/ 9　　上期　　　 -8.20
<1430> １ｓｔコーポ 　東１　　 +1.81 　　7/ 9　本決算　　　　5.72
<8127> ヤマトインタ 　東１　　 +1.79 　　7/ 9　　　3Q　　　　黒転
<3280> エストラスト 　東１　　 +1.35 　　7/ 9　　　1Q　　　　黒転

<9861> 吉野家ＨＤ 　　東１　　 +1.28 　　7/ 9　　　1Q　　　　黒転
<9993> ヤマザワ 　　　東１　　 +0.41 　　7/ 9　　　1Q　　　-42.54

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース