特殊電極、今期経常を一転18％増益に上方修正

　特殊電極 <3437> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比55.1％増の5.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5.5億円→8.1億円(前期は6.8億円)に45.2％上方修正し、一転して17.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比23.3％減の2.5億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比97.7％増の3.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.5％→12.3％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期の通期連結予想につきましては、売上高は、営業活動の強化に努めた結果、当初の予想を若干上回る見込みです。また、損益面につきましては、売上総利益率が予想より向上する見込みであることに加え、諸経費の圧縮に努めたことにより、各利益とも当初の予想を大きく上回る見込みであります。（注）上記の予想は、現時点で入手可能な情報等に基づき判断したものであり、実際の業績は、様々な要因により予想と異なる可能性があります。