特殊電極、前期経常を一転19％増益に上方修正

　特殊電極 <3437> [東証Ｓ] が5月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の5.2億円→6.8億円(前の期は5.7億円)に30.4％上方修正し、一転して18.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→3.2億円(前年同期は3億円)に96.4％増額し、一転して8.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年５月13日に公表いたしました連結業績予想から、売上高は当初の予想より若干下回る見込みです。一方、利益につきましては、工事施工事業及び溶接材料事業の売上総利益率が予想より向上する見込みであることに加え、諸経費の圧縮に努めたことにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ当初の予想を上回る見込みであります。なお、2022年３月31日を基準日とする期末配当につきましては、当初の予想から変更はありません。（注）　上記の予想は、現時点で入手可能な情報等に基づき判断したものであり、実際の業績は、様々な要因により予想と異なる可能性があります。