稲葉製作、今期経常を一転36％増益に上方修正

　稲葉製作所 <3421> [東証Ｓ] が6月5日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年7月期の連結経常利益を従来予想の22.3億円→31億円(前期は22.8億円)に39.0％上方修正し、一転して35.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.3億円→18億円(前年同期は17.5億円)に92.9％増額し、一転して3.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループの売上高は、概ね計画通りに推移しております。段階利益については、材料、エネルギー価格の高騰がありましたが、販売価格への転嫁を進めたこと、生産・物流コストの削減に努めたことなどから、計画を上回る見通しとなりました。　このような状況を踏まえ、通期の連結業績予想については、前回発表予想を上回る見通しとなるため修正いたします。なお、売上高につきましては、最新の販売動向等を反映し、微修正を行いました。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。