ケー・エフ・シー後場動意、前期営業益３３％増で今期５％増を見込む

　ケー・エフ・シー<3420.T>が後場動意づき、一時１８％超上昇した。同社はきょう午後１時頃に、２０年３月期通期の連結決算を発表。売上高は前の期比１５．３％増の２８４億５９００万円、営業利益は同３３．３％増の２９億８３００万円で着地した。

　大型元請物件の受注などで建設事業が伸びたほか、ファスナー事業や土木資材事業も堅調に推移。利益面では原価低減に取り組んだことが寄与した。こうした状況を映し、２０年３月期末の一括配当は従来計画比１０円増額の７０円に引き上げた。

　なお、２１年３月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比０．１％増の２８５億円、営業利益が同４．９％増の３１億３０００万円を見込み、期末一括配当は前期と同額の７０円を計画している。

出所：MINKABU PRESS