アートＧ、今期経常を38％上方修正

　アートグリーン <3419> [名証Ｎ] が6月12日大引け後(15:30)に決算を発表。24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比5.7％増の3700万円に伸び、従来の57.1％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4800万円→6600万円(前期は1300万円)に37.5％上方修正し、増益率が3.7倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益は2900万円の黒字(前年同期は2200万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.4％減の3100万円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.5％→4.2％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（第２四半期連結累計期間の業績予想との差異）当第２四半期累計期間の連結業績につきまして、胡蝶蘭の贈答需要及びフューネラル事業おける生花卸売りの需要が堅調であったことにより、売上高はほぼ前回予測値通りとなりました。また、胡蝶蘭の物流及び作業工程の見直しを行うなど業務の効率化を進めたことにより、当初想定していた販売費および管理費を抑えることできた結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益において前回の予測値を上回る結果となりました。　　（通期連結業績予想の修正）通期の連結業績予想につきましては、第２四半期累計期間の連結業績を勘案し、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を修正することといたしました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、 今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。