北日紡、非開示だった今期最終は赤字縮小へ

　北日本紡績 <3409> [東証２] が1月12日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は最終損益(非連結)が3500万円の赤字(前期は4900万円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による当社の事業活動への影響額について、現時点で合理的に見積もることが困難なことから未定としておりましたが、入手可能な情報や予測等に基づき算定し公表することにいたしました。　紡績事業につきましては、2020年９月を底に受注は緩やかに回復しておりますが、厳しい状況は続いており、2021年３月期の売上高は前期と比較し、１億３百万円減少の２億64百万円となる見込みであります。2019年８月から中東・東南アジア向けに販売を開始したテキスタイル事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により販売は思うように進まず、販売計画に対して減販となりますが、2021年３月期の売上高は前期と比較し、１億26百万円増加の３億50百万円となる見込みであります。　損益面につきましては、紡績事業の売上減少の影響により、営業損失96百万円、経常損失88百万円となる見込みであります。特別利益に投資有価証券売却益を計上しており、当期純損失は35百万円となる見込みであります。（注）上記の業績予想数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成しており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。