スターティア、事業ポートフォリオのシフトが奏功、利益予想を増額修正

　情報通信機器を手掛けるスターティアが７日引け後に、１０年３月期連結業績予想の修正を発表した。売上高は３４億円から３３億５３００万円（前期比２９．７％減）に引き下げたが、営業利益を１億５０００万円から１億６０００万円（同３３．６％減）、純利益を６０００万円から１億１２００万円（同１９．１％増）に増額した。フロー型の商材販売とストック型サービスのバランスをとりながら、サービス提供で継続的な収入が得られるストック型サービスへのシフトを進めた。売上高はソリューション関連事業で、ネットワーク機器・ＩＳＰなどのフロー型商材の販売が伸び悩み減収となるが、ストック型サービスのネットワーク機器レンタルサービスやホスティングサービスが堅調に推移したことから、利益額は増加となった。決算発表は１４日に発表する予定。

　７日終値は１万４０００円安の２６万２１００円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社