明治電機が急騰、１９年３月期業績予想を上方修正し配当予想を１５円増額

　明治電機工業<3388.T>が急騰している。３０日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を７１０億円から７６０億円（前期比１２．０％増）へ、営業利益を２９億５０００万円から３６億８０００万円（同３０．７％増）へ、純利益を２２億円から２７億８０００万円（同２９．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　自動車、電気・電子・半導体、工作機械関連業界向けに産業機器、制御機器、実装機器などの販売が堅調に推移したことに加えて、利益率の改善を図ったことが寄与するとしている。

　また、従来２０円を予定していた中間配当を３５円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は７０円（従来予想５５円）となり、前期実績５５円に対しては１５円の増配になる予定だ。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３８６億７００万円（前年同期比２８．２％増）、営業利益１９億８６００万円（同２．０倍）、純利益１５億１１００万円（同２．０倍）だった。

出所：minkabuPRESS