<ここに注目!> 日経平均20000円に達したことで、短期的には戻りの上限ラインに達したので、一旦日経平均自体は日柄調整に入り、利益確定した資金がこれまで調整してきた新興市場に流れてきます。12月相場では日経平均連動の大型株を売った資金が、出遅れている新興市場の個別銘柄に流れてきますので、動いていない今が仕込み時です。特に、バイオ関連は調整は十分完了しており、出遅れ感があるので何かのきっかけに火がつくと一気に買われる可能性があります。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中) ・長い期間調整が続いていましたが、25日移動平均線を上に抜けてきており、25日移動平均線の傾きも陽転しているため、ここから徐々に上昇トレンドが明確になってくるでしょう。・25日移動平均線の上に位置している200日移動平均線が当面の上値目標ラインとなります。年内に関してはここまでの短期的な上昇がみられるでしょう。・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。 仕掛け(買い)の目安:1050~1100円 (25日移動平均線近辺) 仕掛け(売り)の目安:1300~1350円 (200日移動平均線近辺)
<まとめ> ・年末特有の新興ラリーが始まった時に例年バイオ関連が物色されるので注目して見ておきましょう。調整は完了しているので、準備万端であとはきっかけ次第です。値が動いていないときにじっくり仕込んでおきましょう。