薬王堂が１５年２月期業績予想を上方修正、既存店の来店客数や買上点数が堅調推移

　薬王堂<3385.T>がこの日の取引終了後、１５年２月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の５６５億円から５７３億円（前期比１０．２％増）へ、営業利益を同１８億７００万円から１９億８０００万円（同１１．７％増）へ、純利益を同８億８６００万円から１１億円（同７．３％減）へ上方修正した。消費増税の影響はあったものの、品ぞろえや接遇の強化により、既存店の来店客数や買い上げ点数が堅調に推移していることが要因。また、店内照明のＬＥＤ化で光熱費など販管費も減少した。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（３～１１月）決算は、売上高４３０億２０００万円（前年同期比１０．４％増）、営業利益１５億９０００万円（同１５．６％増）、純利益９億４３００万円（同２．５％増）となった。ドラッグストア２０店舗を新規出店したことに加えて、消費増税に伴う駆け込み需要の反動で落ち込んだ既存店売上高が７月以降持ち直したことなどが寄与した。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）