2015年07月31日09時09分
【材料】７＆ｉＨＤが買い優勢でスタート、ファーストリテとの包括的提携報道が株価刺激

　セブン＆アイ・ホールディングスが買い優勢で始まった。同社とファーストリテイリングは包括的な業務提携を行うと国内外メディアを通じて伝わり、これが材料視されている。両社とも大量出店で成長路線を走ってきた小売業界の巨人だが、増勢途上にあるネット販売への対応を念頭に置き、アパレルとコンビニエンスストアという業界の垣根を越えて幅広い分野で連携する見通し。株価はこれを評価するかたちで物色資金を呼び込んだ。一方、ファーストリテは前日にインデックス買いを絡め１７００円の上昇をみせており、目先は利益確定の売りが先行している。

７＆ｉＨＤの株価は９時５分現在５７１５円（△５６円）
ファーストリテの株価は９時５分現在６万１０４０円（▼８９０円）