フジタコーポ、上期最終が赤字縮小で着地・7-9月期は黒字浮上

　フジタコーポレーション <3370> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終損益(非連結)は3700万円の赤字(前年同期は7800万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益は4700万円の黒字(前年同期は3200万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終損益は2600万円の黒字(前年同期は1900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.9％→0.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症に関連した行動制限の緩和がなされたものの、感染者は数は依然として多く、終息時期が見通せないことから、当社といたしましては、新型コロナウイルス感染症拡大以前の売上高への回復が難しい店舗・業態等を撤退したことにより、売上高及び各段階利益が前回発表予想を下回ることとなりました。通期業績予想に関しましては、10月以降の売上高が回復傾向にあることから、通期業績予想に関しましては前回発表を据え置いております。