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<話題の焦点>=魅力高まるREIT、不動産市況回復で先高期待
国税庁が1日発表した2014年分の路線価(1月1日時点)は、全国平均では小幅マイナスとなったものの、東京や名古屋など大都市圏で2ケタ前後の上昇を示すなど地価の回復が鮮明となった。東京都、神奈川県、大阪府はいずれも6年ぶりにプラスに転じたこともあって、中長期的な不動産市況の改善がいよいよ現実感を伴ってきた。その原動力は不動産投資信託(REIT)で、これが地価上昇の牽引役となっているとの見方が強い。
REIT市場の値動きを表す東証REIT指数は6月20日に1617・07の年初来高値をつけてからは瀬踏みを続けているが、最近の同市場への継続的な資金流入を見る限り、ここは踊り場に過ぎず、一段の上値追いが濃厚とみられている。
顧みればREIT指数は07年5月に2612の高値まで買われたが、その後は急落歩調となり、リーマン・ショック後の08年10月には704まで売り込まれた経緯がある。そこから、6年近い年月を経て昨年3月に1700まで回復。短期間に急速に上げた反動でその後調整に入ったものの、今年5月以降、長期もち合いを再び上に抜けてきた。
2020年の東京五輪開催なども考慮して、首都圏に投資するREITは中期的に2000の大台復帰は無理のないシナリオとなる。ここはぜひ積極的な投資を考えてみたい。魅力は何といっても分配金(配当)利回りの高さだ。別表は利回りが3%を大きく上回り、なおかつ値上がりが有望とみられる6銘柄を抜粋した。
◆注目したい高利回りREIT6銘柄
銘柄<コード> 投資口価格(円) 分配金利回り(%)
産業ファンド<3249.T> 91万7000 3.52
大和ハウスリート<3263.T> 44万1000 3.53
GLP<3281.T> 11万2900 3.80
野村不動産マスター<3285.T> 12万1000 3.96
オリックス不動産<8954.T> 14万1800 3.49
ケネディクスオフィス<8972.T> 55万8000 3.51
※投資口価格は7月4日現在
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
REIT市場の値動きを表す東証REIT指数は6月20日に1617・07の年初来高値をつけてからは瀬踏みを続けているが、最近の同市場への継続的な資金流入を見る限り、ここは踊り場に過ぎず、一段の上値追いが濃厚とみられている。
顧みればREIT指数は07年5月に2612の高値まで買われたが、その後は急落歩調となり、リーマン・ショック後の08年10月には704まで売り込まれた経緯がある。そこから、6年近い年月を経て昨年3月に1700まで回復。短期間に急速に上げた反動でその後調整に入ったものの、今年5月以降、長期もち合いを再び上に抜けてきた。
2020年の東京五輪開催なども考慮して、首都圏に投資するREITは中期的に2000の大台復帰は無理のないシナリオとなる。ここはぜひ積極的な投資を考えてみたい。魅力は何といっても分配金(配当)利回りの高さだ。別表は利回りが3%を大きく上回り、なおかつ値上がりが有望とみられる6銘柄を抜粋した。
◆注目したい高利回りREIT6銘柄
銘柄<コード> 投資口価格(円) 分配金利回り(%)
産業ファンド<3249.T> 91万7000 3.52
大和ハウスリート<3263.T> 44万1000 3.53
GLP<3281.T> 11万2900 3.80
野村不動産マスター<3285.T> 12万1000 3.96
オリックス不動産<8954.T> 14万1800 3.49
ケネディクスオフィス<8972.T> 55万8000 3.51
※投資口価格は7月4日現在
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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