ＧＬＰ、今期経常を一転12％増益に上方修正・最高益、分配金も321円増額

　ＧＬＰ投資法人 <3281> [東証Ｒ] が12月13日大引け後(16:25)に業績・配当修正を発表。22年2月期の経常利益を従来予想の110億円→124億円(前期は111億円)に13.1％上方修正し、一転して11.7％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の2748円→3069円(前期は3048円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付「資産の譲渡に関するお知らせ（GLP 福崎）」にて公表した資産の譲渡に伴い、売却益3,024百万円が発生する見込みです。このため、2021年10月13日付「2021年8月期 決算短信（ＲＥＩＴ）」で公表した、2022年2月期及び2022年8月期の予想の前提に変更が生じ、2022年2月期の分配金予想に 5％以上の差異が生じる見込みとなったことから、現時点において予想の修正を行うものです。なお、別途お知らせしておりますとおり、2021年11月29日に「GLP 舞洲II」において火災が発生しました。本火災は、24時間体制で消火活動にあたっていただきました消防の皆様をはじめ、全ての関係者の皆様のご尽力により、2021年12月4日時点で鎮火しております。当該物件には火災・利益保険が付保されていますが、本日現在において具体的な被害状況は不明であり、当該保険の補償範囲や保険金の支払い時期等の確定にも相応の時間を要する見込みです。したがって、本業績予想においては、当該火災の影響は織り込んでおりませんが、詳細が判明し、業績予想の修正が必要となる場合には、改めてお知らせ致します。