アーバネット、今期売上を一転6％減収に下方修正

　アーバネットコーポレーション <3242> [東証Ｓ] が6月16日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年6月期の連結売上高を従来予想の230億円→196億円(前期は209億円)に14.8％下方修正し、一転して6.5％減収見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結売上高も従来予想の167億円→133億円(前年同期は128億円)に20.3％減額し、増収率が30.9％増→4.4％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年６月期の当社の業績につきましては、当第４四半期に売上計上を予定しておりました一部プロジェクトについて来期（2023年６月期）にずれこんだこと等から、売上高は196億円に修正いたします。なお、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、現時点では、当初予想値の変更はいたしません。これは、当社が経費の圧縮を進めていること、また各プロジェクトの利益極大化に努めていることに加え、当第４四半期に予定している転売物件について、本日開催された取締役会において、当初想定以上の価格での売却が決定されたことによるものです。