三重交ＨＤ、前期経常を33％上方修正

　三重交通グループホールディングス <3232> が4月22日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→19.9億円(前の期は58.7億円)に32.7％上方修正し、減益率が74.5％減→66.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.8億円→25.7億円(前年同期は17.3億円)に23.6％増額し、増益率が20.0％増→48.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績予想につきましては、令和３年３月30日に公表した業績予想と比較し、運輸及びレジャー・サービスセグメントの一部において、営業収益の増加及び営業費用の削減により、営業収益は１億円増収の811億円、営業利益は５億円改善の４億円、経常利益は４億90百万円増益の19億90百万円、親会社株主に帰属する当期純損益は３億50百万円改善の17億50百万円の損失となる見込みであります。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によってこれらの予想と異なる可能性があります。