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ジェネレーションパスのニュース
*12:01JST ジェネパ Research Memo(1):2023年10月期第2四半期は増収減益。海外での生産や営業活動は本格的に再開
■要約
ジェネレーションパス<3195>は、インターネット通販サイト「リコメン堂」を多店舗運営するマーケティング支援サービス企業である。同社の基本的なビジネスモデルは、商材メーカーに寄り添って、特定のECプラットフォームに特化したアプローチを行う独自のWebマーケティング手法「EPO(EC Platform Optimization)」を活用して拡販支援サービスを行うものである。
1. 2023年10月期第2四半期の連結業績概要
2023年10月期第2四半期の連結業績は、売上高7,775百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益57百万円(同30.0%減)、経常損失11百万円(前年同期は163百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失23百万円(前年同期は121百万円の利益)となった。ECサイト「リコメン堂」での家具・生活雑貨などの売上は引き続き好調であったが、前期に大型受注があった商品企画関連事業は反動で減収となったため、グループ全体の売上高は微増となった。営業利益はプライベートブランド(以下、PB)商品の開発や物流施策など利益改善の取り組みを進めたが、円安やエネルギー価格高騰に伴う仕入価格の上昇や物流コストの増加を吸収できず、前年同期を下回った。また営業外費用で、ベトナム子会社であるGenepa Vietnam Co.,Ltd(以下、ジェネパベトナム)が有する外貨建債務に係る為替差損77百万円を計上したことが最終損益に影響した。
2. 2023年10月期の連結業績見通し
2023年10月期の連結業績予想は、売上高18,735百万円(前期比17.2%増)、営業利益325百万円(同339.4%増)、経常利益380百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益248百万円(同27.7%減)と期初計画を据え置いた。同社では、「リコメン堂」の203万点を超える商品や69の店舗管理、ビッグデータの収集・解析など事業の根幹を支えるシステムの開発に注力しながら、マーケティングデータを活用した商品企画・開発を進め、取扱商品数、パートナー企業数を増やしていくことを最重点課題としている。2023年4月にはシステム開発に新たに人材を投入した。商品企画関連事業においては、海外渡航制限がなくなり、現地サポートにより中国、ベトナムなどの生産・営業活動は本格化し、国内外の新規顧客開拓も円滑に進む見通しである。
■Key Points
・自社サイト「リコメン堂」は家具・生活雑貨などが好調に推移
・人材の投入・教育などシステム開発投資を進め、自社のマーケティング能力の向上を図る
・海外の生産、営業活動が本格化し、国内外の新規顧客開拓が期待される
・コスト上昇分の販売価格への適正な反映や自社PB商品の企画開発を強化し利益改善を図る
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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ジェネレーションパス<3195>は、インターネット通販サイト「リコメン堂」を多店舗運営するマーケティング支援サービス企業である。同社の基本的なビジネスモデルは、商材メーカーに寄り添って、特定のECプラットフォームに特化したアプローチを行う独自のWebマーケティング手法「EPO(EC Platform Optimization)」を活用して拡販支援サービスを行うものである。
1. 2023年10月期第2四半期の連結業績概要
2023年10月期第2四半期の連結業績は、売上高7,775百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益57百万円(同30.0%減)、経常損失11百万円(前年同期は163百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失23百万円(前年同期は121百万円の利益)となった。ECサイト「リコメン堂」での家具・生活雑貨などの売上は引き続き好調であったが、前期に大型受注があった商品企画関連事業は反動で減収となったため、グループ全体の売上高は微増となった。営業利益はプライベートブランド(以下、PB)商品の開発や物流施策など利益改善の取り組みを進めたが、円安やエネルギー価格高騰に伴う仕入価格の上昇や物流コストの増加を吸収できず、前年同期を下回った。また営業外費用で、ベトナム子会社であるGenepa Vietnam Co.,Ltd(以下、ジェネパベトナム)が有する外貨建債務に係る為替差損77百万円を計上したことが最終損益に影響した。
2. 2023年10月期の連結業績見通し
2023年10月期の連結業績予想は、売上高18,735百万円(前期比17.2%増)、営業利益325百万円(同339.4%増)、経常利益380百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益248百万円(同27.7%減)と期初計画を据え置いた。同社では、「リコメン堂」の203万点を超える商品や69の店舗管理、ビッグデータの収集・解析など事業の根幹を支えるシステムの開発に注力しながら、マーケティングデータを活用した商品企画・開発を進め、取扱商品数、パートナー企業数を増やしていくことを最重点課題としている。2023年4月にはシステム開発に新たに人材を投入した。商品企画関連事業においては、海外渡航制限がなくなり、現地サポートにより中国、ベトナムなどの生産・営業活動は本格化し、国内外の新規顧客開拓も円滑に進む見通しである。
■Key Points
・自社サイト「リコメン堂」は家具・生活雑貨などが好調に推移
・人材の投入・教育などシステム開発投資を進め、自社のマーケティング能力の向上を図る
・海外の生産、営業活動が本格化し、国内外の新規顧客開拓が期待される
・コスト上昇分の販売価格への適正な反映や自社PB商品の企画開発を強化し利益改善を図る
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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