白鳩が反落、未開示としていた１８年８月期業績予想は営業減益を見込む

　白鳩<3192.T>が反落している。２１日の取引終了後、従来売上高のみ発表していた１８年８月期の単独業績予想について、売上高を５５億５０００万円から５４億６４００万円（前期比７．５％増）へ下方修正するとともに、営業利益を２億円（前期比１．０％減）、純利益１億２５００万円（同１０．１％減）を見込むと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

　同社ではこれまで、ストック倉庫の改装や新規事業開発に関して不確定な部分があり、合理的な算定が困難であるとして業績予想を未開示としていたが、業績予想の算定が可能となったとして予想を発表。売上高はほぼ予想通りとなるものの、ストック倉庫の設備投資や新規事業開発の準備費用のほか、既存事業拡大に伴う販売費、経営体制強化のための人件費の増加が利益を圧迫するという。

出所：minkabuPRESS