決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … ポールＨＤ、ティーライフ、トミタ電機 (12月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月3日から4日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　モロゾフ <2217>
　21年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常損益(非連結)は6.6億円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)に転落した。

▲No.4　ポールＨＤ <3657>
　21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比0.5％減の24.6億円となり、通期計画の35.7億円に対する進捗率は69.0％にとどまり、5年平均の76.6％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3172> ティーライフ 　東１ 　 -11.52 　 12/ 4　　　1Q　　　 69.32
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ 　 -10.84 　 12/ 4　　　3Q　　　　赤縮
<2217> モロゾフ 　　　東１　　 -2.02 　 12/ 4　　　3Q　　　　赤転
<3657> ポールＨＤ 　　東１　　 -0.10 　 12/ 4　　　3Q　　　 -0.52

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース