貸借倍率0.56倍、売り方の買い戻しも
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*7月23日追記
株主優待の商品券を狙うために、現物と空売りを同時に行う両建てのポジションを保有して投資家が多いとみられます。ただ、28日（火）の権利確定日前に逆日歩が付くようであれば、空売りの買戻しを迫られるため、高値更新も視野に入りそうです。
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■注目銘柄
┗丸善CHIホールディングス(3159)
丸善と図書館流通センターの経営統合により設立された共同持株会社で、大日本印刷の子会社。
お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞したことを受けて、受賞作の小説『火花』の売り上げが上がるとの見方から、17日（金）に一時6％高と急伸しました。
連休前で後場は換金売りに押されてしまいまいましたが、年初来高値を更新していることや、貸借倍率が0.56倍と取り組みは良好です。
円安による輸入書籍原価の上昇は逆風ですが、店舗のスクラップ＆ビルドや書店物流網の整備に注力することで、書店の収益力の向上を進めています。
6月12日発表された15年1月期第1四半期業績の営業利益は、通期業績の2,030百万円に対して、3ヶ月で1,938百万円の利益を計上しました。
書籍販売は、新学期を迎える4月に学術書の販売が集中するため、季節要因はあるものの、業績面の安心感もあって株価は堅調な推移を見せています。
また、7月末には丸善やジュンク堂書店で利用できる商品券を株主優待として付与する予定で、権利確定日は来週7月28日（火）です。数少ない7月優待銘柄ですので、優待取りを目的とした個人投資家の資金流入が期待できそうです。
小野山 功
*7月23日追記
株主優待の商品券を狙うために、現物と空売りを同時に行う両建てのポジションを保有して投資家が多いとみられます。ただ、28日（火）の権利確定日前に逆日歩が付くようであれば、空売りの買戻しを迫られるため、高値更新も視野に入りそうです。
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■注目銘柄
┗丸善CHIホールディングス(3159)
丸善と図書館流通センターの経営統合により設立された共同持株会社で、大日本印刷の子会社。
お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞したことを受けて、受賞作の小説『火花』の売り上げが上がるとの見方から、17日（金）に一時6％高と急伸しました。
連休前で後場は換金売りに押されてしまいまいましたが、年初来高値を更新していることや、貸借倍率が0.56倍と取り組みは良好です。
円安による輸入書籍原価の上昇は逆風ですが、店舗のスクラップ＆ビルドや書店物流網の整備に注力することで、書店の収益力の向上を進めています。
6月12日発表された15年1月期第1四半期業績の営業利益は、通期業績の2,030百万円に対して、3ヶ月で1,938百万円の利益を計上しました。
書籍販売は、新学期を迎える4月に学術書の販売が集中するため、季節要因はあるものの、業績面の安心感もあって株価は堅調な推移を見せています。
また、7月末には丸善やジュンク堂書店で利用できる商品券を株主優待として付与する予定で、権利確定日は来週7月28日（火）です。数少ない7月優待銘柄ですので、優待取りを目的とした個人投資家の資金流入が期待できそうです。
小野山 功
