決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 日東電、ＪＳＲ、ＫＯＡ (1月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月24日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　弁護士ＣＯＭ <6027>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比34.8％減の2億2900万円に落ち込み、通期計画の5億2000万円に対する進捗率は44.0％にとどまり、5年平均の68.9％も下回った。

▲No.2　エスティック <6161>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.3％減の14.8億円に減ったが、通期計画の17.8億円に対する進捗率は82.8％に達し、5年平均の80.0％も上回った。

▲No.3　エムケー精工 <5906>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.1％減の13.6億円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｍ 　 -20.96 　　1/27　　　3Q　　　-34.76
<6161> エスティック 　東２ 　 -15.56 　　1/27　　　3Q　　　 -6.27
<5906> エムケー精工 　ＪＱ 　 -11.61 　　1/27　　　3Q　　　 -4.14
<6999> ＫＯＡ 　　　　東１　　 -9.38 　　1/27　　　3Q　　　-76.17
<5936> 洋シヤタ 　　　東１　　 -9.32 　　1/27　　　3Q　　　 -4.48

<9663> ナガワ 　　　　東１　　 -8.60 　　1/27　　　3Q　　　 -7.88
<7466> ＳＰＫ 　　　　東１　　 -7.83 　　1/27　　　3Q　　　　1.34
<7970> 信越ポリ 　　　東１　　 -5.50 　　1/27　　　3Q　　　 -6.81
<8903> サンウッド 　　ＪＱ　　 -5.07 　　1/27　　　3Q　　　　黒転
<3157> ジューテック 　東１　　 -4.80 　　1/27　　　3Q　　　 26.72

<3132> マクニカ富士 　東１　　 -4.20 　　1/27　　　3Q　　　-27.26
<4185> ＪＳＲ 　　　　東１　　 -3.91 　　1/27　　　3Q　　　-23.76
<3635> コーテクＨＤ 　東１　　 -3.19 　　1/27　　　3Q　　　 -1.38
<6988> 日東電 　　　　東１　　 -2.59 　　1/27　　　3Q　　　-27.96
<9058> トランコム 　　東１　　 -2.31 　　1/27　　　3Q　　　 16.71

<4973> 日本高純度 　　東１　　 -0.30 　　1/27　　　3Q　　　 -9.94

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース