八洲電機、上期経常は49％減益で着地、今期配当を2円増額修正

　八洲電機 <3153> が10月29日大引け後(15:10)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比48.9％減の0.2億円に落ち込み、通期計画の25億円に対する進捗率は0.9％にとどまり、5年平均の5.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.2％増の24.7億円に伸びる計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の20円→22円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.6億円の赤字(前年同期は0.1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→-0.7％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　本年、当社は創立75周年を迎えました。これもひとえに、株主の皆様をはじめ、これまでお力添えいただいた関係者の皆様からの温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。　つきましては、これまでご支援いただきました株主の皆様に感謝の意を表すとともに、創立75周年を記念いたしまして、2022年3月期の期末配当において、1株当たり2円の記念配当の実施を予定させていただくことといたしました。　これにより、2022年3月期の年間配当金は、20円の普通配当に、2円の記念配当を加えて22円となる予定です。　なお、当社は定款の定めに基づき、剰余金の配当については取締役会の決議により決定されますので、配当は2022年5月開催の取締役会で決定する予定です。