ＺＯＺＯが急落、第３四半期営業利益が減益に転じる

　ＺＯＺＯ<3092.T>が急落し昨年来安値を更新した。１月３１日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１９年４～１２月）連結決算が、売上高９１８億８７００万円（前年同期比２．４％増）、営業利益１９３億８５００万円（同６．０％減）、純利益１２１億７２００万円（同１０．９％減）と、上期の営業増益から減益に転じたことが嫌気されている。

　消費税増税や暖冬などによる市況悪化の影響を受けて、第３四半期に入り商品取扱高が同０．３％増と成長が鈍化したことに加えて、割引施策に伴う粗利率の低下や、物流拠点増加に伴う賃借料比率の上昇などが利益を圧迫した。

　なお、２０年３月期通期業績予想は、売上高１３６０億円（前期比１４．９％増）、営業利益３２０億円（同２４．７％増）、純利益２２５億円（同４０．８％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS