2,093円
J.フロント リテイリングのニュース
■インタファク <4057> 530円 (+80円、+17.8%) ストップ高
インターファクトリー <4057> [東証G]がストップ高。10日8時45分に非連結決算を発表。25年5月期第1四半期(6-8月)の経常損益が1500万円の黒字(前年同期は6700万円の赤字)に浮上しており、これが好感されたようだ。クラウド型ECプラットフォーム「ebisumart」を展開する主力のクラウドコマースプラットフォーム事業で、システム運用保守売上は既存店舗の流通総額やPV(ページビュー)数が引き続き堅調に推移したほか、原価低減施策の効果もあって採算が大きく改善したことが黒字化につながった。
■ATAO <3550> 222円 (+32円、+16.8%)
スタジオアタオ <3550> [東証G]が急騰。9日の取引終了後に発表した25年2月期第2四半期累計(3-8月)の単体決算は、売上高が前年同期比10.5%増の16億300万円、経常利益が同80.5%増の8600万円、最終利益が同66.7%増の4300万円だった。大幅な増益となったほか、6~8月期としては黒字転換を果たしており、評価されたようだ。昨年9月に出店した博多店が業績の押し上げに貢献した。楽天市場支店の出店によりインターネット販売も伸びた。同社はあわせて、今年11月上旬に「アタオ Yahoo!店」をオープンするとも発表している。
■プログリット <9560> 1,343円 (+164円、+13.9%)
プログリット <9560> [東証G]が3日ぶり急反騰。9日取引終了後、25年8月期単独業績予想について売上高を前期比28.0%増の57億円、営業利益を同29.8%増の10億7000万円と発表した。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高業績を見込んだほか、配当予想も前期比5円増の18円としており、これらが好感された。積極的なマーケティング活動を通じた認知向上、指名検索の獲得数拡大を図るととともに、法人向けサービスの導入拡大や高単価な短期集中の英語コーチングサービスでのシェア拡大を目指す。同時に発表した24年8月期決算は売上高が前の期比47.3%増の44億5300万円、営業利益が同65.8%増の8億2400万円だった。
■ノート <5243> 557円 (+56円、+11.2%)
note <5243> [東証G]が急反騰。9日の取引終了後、24年11月期連結業績予想について、営業損益を8000万円の赤字から1000万円の黒字(前期は単独決算で3億8000万円の赤字)へ、最終損益を8200万円の赤字から2000万円の黒字(同4億1400万円の赤字)へ上方修正することを発表した。赤字予想から一転して黒字へ浮上する見通しとなったことが好感された。足もとの採用計画の進捗を踏まえ、人件費を中心とする販管費の抑制が見込まれることを織り込んだ。売上高については、主力の「note」で継続的な機能改善によってプラットフォームに集まるユーザー・コンテンツが順調に増加していることから33億5000万円(同27億7700万円)で据え置いている。同時に発表した第3四半期累計(23年12月-24年8月)決算は、売上高が24億6100万円(前年同期は単独決算で20億5400万円)、営業利益が3400万円(同3億6300万円の赤字)、最終利益が4700万円(同3億9900万円の赤字)だった。
■西川ゴム <5161> 1,913円 (+145円、+8.2%)
西川ゴム工業 <5161> [東証S]が続急伸。同社が9日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の301億6400万円、経常利益が同60.8%増の30億3500万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら約45%に上った。営業利益は同2.4倍の21億1300万円と大幅に増加し、営業利益率は大きく向上。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。国内では自動車業界における車両生産台数が減少したものの、受注車種の影響により増収増益で着地した。北米では自動車生産台数の増加が追い風となったほか、円安の影響もあって大幅な増収となり、営業黒字を確保した。
■キッズスター <248A> 1,751円 (+132円、+8.2%)
キッズスター <248A> [東証G]が7日ぶり急反発。10日、同社が提供する子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」の海外版「Gokko World」が、昨年8月のベトナムでの配信開始後、1年1ヵ月で累計100万ダウンロードを突破したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。日本版での人気コンテンツであるメイク体験やパイロットごっこなど、8つのコンテンツを用意。ダウンロードの増加ペースは日本版を上回るという。ベトナムの次はインドネシアへの展開も検討し、子ども世代の人口が増加するアジア地域で教育アプリの更なる成長を図る。日本版の「ごっこランド」も累計700万ダウンロードを突破したとしている。
■アクアライン <6173> 359円 (+27円、+8.1%)
アクアライン <6173> [東証G]が5日ぶり急反発。東京証券取引所が10日、11日付で同社株に対する監理銘柄(確認中)の指定を解除すると発表した。アクアラインが四半期報告書を提出したため。これが手掛かりとなったようだ。
■エコーTD <7427> 952円 (+65円、+7.3%)
エコートレーディング <7427> [東証S]が5日ぶり急反発。同社は9日の取引終了後、8月31日を基準日とする中間配当について従来の予想から1円増額の15円で決定し、期末配当予想も1円増額の15円に見直すと発表した。これまで28円としていた年間配当予想は30円(前期比3円減配)となる。あわせて開示した25年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比0.4%減の533億7100万円、経常利益が同19.5%減の8億5200万円、最終利益が同4.5%減の7億800万円となった。西宮本社の土地・建物の売却に伴う利益を特別利益として計上。6~8月期の最終利益は同21%増となったこともあって、直近で安値圏で推移していた同社株には見直し買いが入ったようだ。
■ライオン <4912> 1,701.5円 (+110.5円、+7.0%)
東証プライムの上昇率トップ。ライオン <4912> [東証P]が続急伸。同社は10日、上場する大企業に特化した投資ファンドを運営するジャパン・アクティベーション・キャピタル(東京都港区、JAC)と持続的な成長と企業価値向上に向けたパートナーシップ契約を締結したと発表。10日朝の日本経済新聞電子版の報道によると、投資額は数百億円規模で発行済み株式の5%弱を取得したとしている。JACが4月にファンドを立ち上げてから初の投資案件となるという。
■三光合成 <7888> 614円 (+38円、+6.6%)
東証プライムの上昇率2位。三光合成 <7888> [東証P]が3日ぶり急反発。工業用プラスチック部品メーカーで自動車向けを主力に手掛けているが、自動車向け内装品や外装品が国内で高水準に推移しているほか、高付加価値品の受注拡大などを背景に足もとの業績は好調だ。9日取引終了後に25年5月期第1四半期(24年6-8月)決算を発表、営業利益は前年同期比2.7倍の10億1900万円と急拡大を見込んでいる。これを好感する形で投資資金が流入した。PER6倍前後でPBRも0.5倍台と割安感が際立っていることで、見直しムードが台頭している。
■リソー教育 <4714> 275円 (+15円、+5.8%)
東証プライムの上昇率3位。リソー教育 <4714> [東証P]が急反発。9日取引終了後に3~8月期連結決算を発表。売上高が前年同期比4.1%増の165億8700万円、営業利益が同39.9%増の14億5800万円で着地しており、これが好感された。主力の進学個別指導塾「TOMAS」の生徒数が増加したほか、夏期講習の受講数も順調だった。経費の効率的使用による費用削減の効果も出た。通期の増収増益見通しに変更はない。
■コメダ <3543> 2,826円 (+109円、+4.0%)
東証プライムの上昇率6位。コメダホールディングス <3543> [東証P]が大幅続伸。9日の取引終了後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年2月期上期(3-8月)の連結最終利益は前年同期比2.5%増の29億9200万円となり、上期の過去最高を更新したことが好感された。主力の「コメダ珈琲店」は国内を中心に新規に30店舗を出店。「シロノワール 天空の抹茶」などのコラボレーション商品や季節限定商品を発売するとともに、アプリを使ったキャンペーンを実施し、来店客数が増加した。また、4月に店頭メニューの値上げも実施したことも増益に寄与したようだ。
■SBG <9984> 9,041円 (+345円、+4.0%)
東証プライムの上昇率7位。ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が大幅続伸。前日9日の米国株市場ではNYダウとS&P500指数が揃って最高値を更新しており、相対的に出遅れるナスダック総合株価指数も戻り足を鮮明とした。ナスダック指数との株価連動性が高い同社株に追い風だが、そのなか英半導体設計アーム・ホールディングス
■ダイヤHD <6699> 625円 (+22円、+3.7%)
東証プライムの上昇率8位。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス <6699> [東証P]が大幅反発。10日午前11時、水素燃料エンジン用点火コイルの試作品が完成したと発表。将来の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。誤着火防止機能を高出力の点火コイルに搭載。さまざまな仕様の水素燃料エンジンに幅広く対応できる。今月からエンジンメーカー向けに評価用サンプルとして試作品の受注を開始。二酸化炭素(CO2)が発生しない水素燃料を用いたエンジン開発を後押ししていく。
■リコー <7752> 1,667.5円 (+50.5円、+3.1%)
リコー <7752> [東証P]が3日ぶり大幅反発。旧村上ファンド系のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントがリコーの株式を買い増していたことが9日の取引終了後に判明し、思惑視されたようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、エフィッシモの保有割合は18.14%から19.50%に上昇した。報告義務発生日は2日。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
■日華化学 <4463> 1,266円 (+37円、+3.0%)
日華化学 <4463> [東証S]が3日ぶり大幅反発。10日午前11時、中堅・中小成長投資補助金事務局から、補助金の交付決定通知書を受領したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。化粧品新工場「福井スマートファクトリー(仮称)」の設立に伴う建物、設備、システムなどの経費が対象となり、補助金の上限額は49億9991万円。新工場の稼働を予定する27年12月期以降の利益が増加する可能性があるという。
■吉野家HD <9861> 3,156円 (+85円、+2.8%)
吉野家ホールディングス <9861> [東証P]が続伸。9日の取引終了後に発表した25年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算は、売上高が前年同期比8.4%増の993億1300万円、経常利益が同8.7%減の39億6800万円だった。利益面では減益で着地したものの、会社計画を上回って着地しており、ポジティブ視されたようだ。牛丼チェーン「吉野家」では増収を確保した一方、賃上げにより人件費負担が増え、利益を圧迫した。
■トレイダーズ <8704> 899円 (+24円、+2.7%)
トレイダーズホールディングス <8704> [東証S]が4日続伸。9日の取引終了後、インベストメントLab(東京都中央区)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを通じて、 iPS細胞技術による腎疾患治療の実用化を目指してiPS創薬・再生医療の研究開発を行うリジェネフロ(京都市)へ出資を実行したと発表したことが好感されたようだ。リジェネフロは京都大学iPS細胞研究所の長船健二教授の研究シーズを基盤とする技術を駆使する、2019年に創業した臨床ステージの京都大学発スタートアップ。腎臓を中心に肝臓、膵臓に関わる疾病の治療薬や再生医療による治療法の研究開発を推進しているという。
■ミニストップ <9946> 1,617円 (+39円、+2.5%)
ミニストップ <9946> [東証P]が3日ぶり反発。同社が9日の取引終了後に発表した25年2月期第2四半累計(3-8月)の連結決算は、営業総収入が前年同期比9.3%増の445億1000万円、最終損益が6億8400万円の赤字(前年同期は6億300万円の黒字)となった。6-8月期では前年同期との比較で最終減益となったが、4四半期ぶりに黒字を確保した。同社は今後、マネジメントシステム改革やオペレーション改革に優先的に取り組む方針を示している。業績の底入れを期待した買いが入ったようだ。
■ライフネット <7157> 1,789円 (+40円、+2.3%)
ライフネット生命保険 <7157> [東証G]が続伸。9日の取引終了後に9月の業績速報を発表。保有契約年換算保険料は9月末において、前年同月比19%増の325億6000万円となった。堅調な業況を評価した買いが株価を下支えしたようだ。内訳は個人保険が同6%増の261億500万円、団体信用生命保険が同2.5倍の64億5400万円となった。
■キヤノンMJ <8060> 4,771円 (+78円、+1.7%)
キヤノンマーケティングジャパン <8060> [東証P]が続伸。同社は9日、IoT重量計「SmartMat Cloud(スマートマットクラウド)」による在庫管理・工程改善DXに強みを持つエスマット(東京都品川区)と資本・業務提携したと発表。製造業をはじめとした現場の課題を解決するソリューションの共同開発などを目指すとしており、これが買い手掛かりとなったようだ。また、同日にはグループのキヤノンITソリューションズが、インターネット上の未把握のIT資産を発見し、リスク評価を報告する「ASMサービス」の提供を開始。インターネット上に公開状態となってしまっているIT資産のスコアリングにより危険度を可視化し、対策の優先度や脆弱性診断の要否判断情報を提供するとしている。
■Jフロント <3086> 1,606.5円 (+18.5円、+1.2%)
J.フロント リテイリング <3086> [東証P]が3日ぶり反発。岩井コスモ証券は9日、同社株の投資判断「A」と目標株価2100円を継続した。第2四半期累計(3-8月)の連結事業利益は富裕層・インバウンド消費がけん引し、前年同期比60.8%増の324億7600万円となった。25年2月通期の同利益は第2四半期決算に先立ち485億円から520億円(前期比17.3%増)に上方修正を発表している。8月以降進んだ円高により インバウンド関連の売り上げには影響が出始めているものの、下期以降、中国本土との航空便が増便されるなど、客数増加が期待できることから上方修正された会社計画の達成は可能とみている。
※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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Jフロントのニュース一覧- (訂正)「2024年10月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS)」の一部訂正について 2024/11/20
- [Updated] Notice Regarding Revision to J. Front Retailing Consolidated Revenue Report October 2024 (IFRS) 2024/11/20
- [Updated] Notice Regarding Revision to J. Front Retailing Consolidated Revenue Report October 2024 (IFRS) 2024/11/18
- (訂正)「2024年10月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS)」の一部訂正について 2024/11/18
- 2024年10月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS) 2024/11/15
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