決算マイナス・インパクト銘柄 … ＹＥデジタル、ハローズ、銚子丸 (6月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ハローズ <2742>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比8.0％減の10.8億円に減り、3-8月期(上期)計画の24.2億円に対する進捗率は44.8％となり、5年平均の47.7％とほぼ同水準だった。

▲No.5　銚子丸 <3075>
　19年5月期の経常利益(非連結)は前の期比59.7％増の9.8億円に拡大したが、20年5月期は前期比23.5％減の7.5億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9976> セキチュー 　　ＪＱ　　 -5.59 　　6/27　　　1Q　　　　5.39
<3607> クラウディア 　東１　　 -3.89 　　6/27　　　3Q　　　 35.20
<2742> ハローズ 　　　東１　　 -3.87 　　6/27　　　1Q　　　 -7.99
<2354> ＹＥデジタル 　東２　　 -1.48 　　6/27　　　1Q　　　　黒転
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 -1.31 　　6/27　本決算　　　-23.52

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース