決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ファーマＦ、メディアＳ、インスペック (6月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月6日から7日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　メディアＳ <4824>
　19年7月期の連結経常損益を従来予想の3500万円の黒字→7400万円の赤字(前期は1億1700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.6　ＯＳＧコーポ <6757>
　20年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益は1000万円の赤字(前年同期は1億1100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6656> インスペック 　東２　　 -7.92 　　6/ 7　本決算　　　　3.20
<2929> ファーマＦ 　　東２　　 -7.44 　　6/ 7　　　3Q　　　　赤縮
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 -6.28 　　6/ 7　　　3Q　　　　赤縮
<3955> イムラ封筒 　　東２　　 -5.51 　　6/ 7　　　1Q　　　 39.01
<7983> ミロク 　　　　東２　　 -3.50 　　6/ 7　　上期　　　　6.58

<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 -3.06 　　6/ 7　　　1Q　　　-66.85
<3248> アールエイジ 　東２　　 -2.66 　　6/ 7　　上期　　　　4.58
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 -1.29 　　6/ 7　　　1Q　　　-58.90
<3071> ストリーム 　　東２　　 -0.99 　　6/ 7　　　1Q　　　 54.84
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 -0.87 　　6/ 7　　　3Q　　　 -0.82

<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 -0.59 　　6/ 7　　上期　　　 -9.58
<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 -0.52 　　6/ 7　本決算　　　-23.08
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ　　 -0.17 　　6/ 7　　　1Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース