ＷＤＩ、非開示だった今期最終は黒字浮上で15期ぶり最高益、未定だった配当は2期ぶり8円で復配

　ＷＤＩ <3068> [ＪＱ] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は15.7億円の赤字(前年同期は0.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が12億円の黒字(前期は6.2億円の赤字)を見込み、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は27.7億円の黒字(前年同期は5.3億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を8円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は6.8億円の赤字(前年同期は0.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.4％→-5.9％に急悪化した。

株探ニュース