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神戸物産 Research Memo(6):設備投資資金として有利子負債が増加するも、自己資本比率は50%台と健全な水準

配信元:フィスコ
投稿:2023/07/31 12:46
*12:46JST 神戸物産 Research Memo(6):設備投資資金として有利子負債が増加するも、自己資本比率は50%台と健全な水準 ■業績動向

3. 財務状況と経営指標
神戸物産<3038>の2023年10月期第2四半期末の資産合計は前期末比13,218百万円増加の193,494百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では在庫が1,991百万円減少した一方で、設備投資増強等を目的とした新規借入れを行ったことにより現金及び預金が16,047百万円増加した。設備投資に関しては、宮城県内に約30MWの太陽光発電所を建設中(総額9,257百万円、2022年10月までの既支払額5,462百万円、2023年11月稼働開始予定)のほか、冷凍食品やレトルト食品の製造を担う宮城製粉(株)が2023年4月より新本社工場を着工している(総額8,133百万円、2024年3月竣工予定)。新工場は延床面積8,970m2で、レトルト食品やチルド総菜等の自動化ラインを導入した生産性の高い工場となる。今回の工場は東日本大震災で被災した亘理町での建設となり、現地で約40人の新規雇用を見込むなど復興支援と地域経済の活性化も目指した投資となっている。固定資産では、建設仮勘定を中心に有形固定資産が1,863百万円増加したほか無形固定資産が454百万円増加し、投資その他資産が822百万円減少した。

負債合計は前期末比8,933百万円増加の91,988百万円となった。未払法人税等が1,812百万円減少した一方で、設備投資資金として有利子負債が7,614百万円増加したほか買掛金が1,459百万円増加した。また、純資産合計は前期末比4,285百万円増加の101,506百万円となった。配当金の支払額4,824百万円があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益9,110百万円の計上により利益剰余金が4,286百万円増加した。

経営指標を見ると、自己資本比率は前期末比1.5ポイント低下し51.2%に、有利子負債比率は同6.2ポイント上昇の42.6%と指標面ではやや悪化したが、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は同8,434百万円増加の40,940百万円と過去最高水準に積み上がっており、財務の健全性は維持されていると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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配信元: フィスコ
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