ＰＣＮＥＴが急落、オミクロン株の感染急拡大を考慮し２２年５月期業績予想を下方修正

　パシフィックネット<3021.T>が急落している。前週末１４日の取引終了後、２２年５月期の連結業績予想について、売上高を６０億円から５５億円（前期比５．３％増）へ、営業利益を９億３０００万円から５億円（同３４．９％減）へ、純利益を６億円から３億１０００万円（同３７．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　ＩＴ機器の適正処分を行うＩＴＡＤ事業や、イヤホンガイド関連サービスを手掛けるコミュニケーション・デバイス事業などのフロー収益について下期の回復を見込んでいたが、オミクロン株の感染が急拡大していることから、その影響を考慮したという。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（６～１１月）決算は、売上高２５億９６００万円（前年同期比４．９％増）、営業利益１億８６００万円（同４７．６％減）、純利益１億９００万円（同５３．９％減）だった。

出所：MINKABU PRESS