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紀文食品のニュース
紀文食品<2933>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.0%増の467.88億円、営業損失が7.86億円(前年同期は1.83億円の利益)、経常損失が7.49億円(同0.00億円億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が13.32億円(同0.31億円の損失)となった。
国内食品事業の売上高は前年同期比6.7%増の312.31億円、セグメント損失は17.04億円(前年同期は4.54億円の損失)となった。売上面では、取扱い商材が好調に推移した商事部門での売上が伸張した。また、国内食品市場向けでは、引き続き主力である水産練り製品が堅調に推移した。特にカニカマやちくわの他、次世代の需要層に向け同社独自の製法を用いたキャラクター蒲鉾が好調に販売を伸ばした。さらにSNSを活用した販促プロモーションを積極的に展開し、商品認知度の向上と売上拡大に貢献した。一方で、内食向けの特需が一段落した中華惣菜や麺状商品は対前年比で減少した。利益面では、引き続き原材料や資材、エネルギーなどのコスト上昇が想定以上の高水準で推移しており、この対策として今年2月に続き8月29日店着分から一部の商品に対する価格改定を実施した。
海外食品事業の売上高は前年同期比46.3%増の68.98億円、セグメント利益は同69.6%増の7.90億円となった。売上面では、一部の市場で新型コロナウイルス感染症に対する政策的な活動停止が継続されたものの、経済活動の平準化に伴い実需が顕在化している市場では、水産練り製品に加え農畜産品や惣菜など仕入商材の販売も拡大した。また、米国では「Healthy Noodle(糖質0g麺)」が、引き続き順調に販売を伸ばした。利益面では、水産練り製品など自社製商材の売上構成比が高まったことによる利益率の上昇と、それらも含めた売上高が大きく増加したことにより増益となった。
食品関連事業の売上高は前年同期比1.2%増の86.58億円、セグメント利益は同2.1%増の2.09億円となった。売上面では、当事業セグメントの中心である物流事業において、社会活動の停滞により減少していた外食・百貨店・駅ビル向けの物量が、行動規制終了に伴い回復が顕著となり、売上増となった。利益面では、物流センターでの電力費が依然として想定以上に増加しているものの、配送効率や業務効率の向上に向けた取組みが奏功した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の1,040.52億円、営業利益が同0.6%増の38.31億円、経常利益が同2.3%減の33.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.5%増の21.92億円とする期初計画を据え置いている。
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国内食品事業の売上高は前年同期比6.7%増の312.31億円、セグメント損失は17.04億円(前年同期は4.54億円の損失)となった。売上面では、取扱い商材が好調に推移した商事部門での売上が伸張した。また、国内食品市場向けでは、引き続き主力である水産練り製品が堅調に推移した。特にカニカマやちくわの他、次世代の需要層に向け同社独自の製法を用いたキャラクター蒲鉾が好調に販売を伸ばした。さらにSNSを活用した販促プロモーションを積極的に展開し、商品認知度の向上と売上拡大に貢献した。一方で、内食向けの特需が一段落した中華惣菜や麺状商品は対前年比で減少した。利益面では、引き続き原材料や資材、エネルギーなどのコスト上昇が想定以上の高水準で推移しており、この対策として今年2月に続き8月29日店着分から一部の商品に対する価格改定を実施した。
海外食品事業の売上高は前年同期比46.3%増の68.98億円、セグメント利益は同69.6%増の7.90億円となった。売上面では、一部の市場で新型コロナウイルス感染症に対する政策的な活動停止が継続されたものの、経済活動の平準化に伴い実需が顕在化している市場では、水産練り製品に加え農畜産品や惣菜など仕入商材の販売も拡大した。また、米国では「Healthy Noodle(糖質0g麺)」が、引き続き順調に販売を伸ばした。利益面では、水産練り製品など自社製商材の売上構成比が高まったことによる利益率の上昇と、それらも含めた売上高が大きく増加したことにより増益となった。
食品関連事業の売上高は前年同期比1.2%増の86.58億円、セグメント利益は同2.1%増の2.09億円となった。売上面では、当事業セグメントの中心である物流事業において、社会活動の停滞により減少していた外食・百貨店・駅ビル向けの物量が、行動規制終了に伴い回復が顕著となり、売上増となった。利益面では、物流センターでの電力費が依然として想定以上に増加しているものの、配送効率や業務効率の向上に向けた取組みが奏功した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の1,040.52億円、営業利益が同0.6%増の38.31億円、経常利益が同2.3%減の33.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.5%増の21.92億円とする期初計画を据え置いている。
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