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ファーマF Research Memo(5):BtoC事業は「ニューモ(R)」を主力に製品ラインナップ拡充、新製品も成長

配信元:フィスコ
投稿:2023/11/27 16:05
*16:05JST ファーマF Research Memo(5):BtoC事業は「ニューモ(R)」を主力に製品ラインナップ拡充、新製品も成長 ■事業概要

3. BtoC事業
BtoC事業は「発明企業の通販事業」として、ファーマフーズ<2929>独自の機能性素材を配合した医薬部外品及びサプリメント、化粧品を販売している。販売形態は、通信販売形式による消費者への直接販売、またはショッピング専門チャンネルへの卸売販売となる。また、2022年7月期第2四半期より明治薬品の新事業「リピート通販事業」を追加した。

主な製品として、医薬品・医薬部外品では育毛・発毛促進剤「ニューモ(R)育毛剤」、薬用ホワイトニングジェル「DRcula」シリーズ、明治薬品の整腸・消化薬「ラクトロン」シリーズなど、サプリメントでは「iHA(R)」配合の膝関節用サプリメント「タマゴサミン(R)」や明治薬品の「シボラナイト(R)GOLD」など、化粧品ではまつ毛美容液「まつ毛デラックスWMOA」や活性卵殻膜配合の化粧品クリーム「珠肌ランシェル(R)」などがある。なお「シボラナイト(R)GOLD」については、後継製品としてブラックジンジャー由来の機能性表示食品「シボラナイト2」の販売を開始している。

2023年7月期のカテゴリー別売上高は医薬品・医薬部外品が前期比7.6%増の34,275百万円、化粧品が同76.5%増の12,167百万円、サプリメントが同0.9%減の11,212百万円だった。医薬品・医薬部外品の「ニューモ(R)育毛剤」が、発売からわずか2年でヘアケア市場における売上NO.1を達成する大ヒット商品となり、全体の収益に大きく寄与している。さらに2022年7月期より販売開始した「まつ毛デラックスWMOA」や「DRcula」シリーズなども急成長している。今後も「ニューモ(R)育毛剤」を主力に製品ラインナップを拡充する方針だ。

なお、BtoC事業の収益構造については、広告宣伝費と売上高の発生時期が異なる構造となっているため、注意が必要である。具体的には、広告宣伝費は新規顧客獲得時に計上し、売上高は定期コース継続中にわたって計上するため、新規顧客獲得に注力すると一時的に費用が増加する。ただし、定期顧客基盤がもたらすリピート購入により、将来の利益獲得につながる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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配信元: フィスコ

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