日清食ＨＤ、今期最終を一転7％増益に上方修正、配当も10円増額

　日清食品ホールディングス <2897> [東証Ｐ] が2月6日後場(13:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比13.6％増の349億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の320億円→380億円(前期は354億円)に18.8％上方修正し、一転して7.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の146億円→206億円(前年同期は182億円)に41.0％増額し、一転して12.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→140円(前期は130円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比28.7％増の175億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.5％→11.7％に上昇した。

株探ニュース