決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ＩＤＯＭ、ビックカメラ、松屋 (1月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　松屋 <8237>
　17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比80.5％減の3.6億円に大きく落ち込み、通期計画の11億円に対する進捗率は32.7％にとどまり、5年平均の42.2％も下回った。

▲No.4　ビックカメラ <3048>
　17年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比16.2％減の28.3億円に減り、9-2月期(上期)計画の109億円に対する進捗率は26.0％となり、5年平均の26.6％とほぼ同水準だった。

▲No.5　エストラスト <3280>
　17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比82.1％減の1億5000万円に大きく落ち込み、通期計画の7億5000万円に対する進捗率は20.0％にとどまり、4年平均の88.5％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8918> ランド 　　　　東１ 　 -11.11 　　1/12　　　3Q　　　　赤縮
<8175> ベスト電 　　　東１　　 -6.92 　　1/12　　　3Q　　　 38.08
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 -3.98 　　1/12　　　3Q　　　-80.51
<3048> ビックカメラ 　東１　　 -3.50 　　1/12　　　1Q　　　-16.22
<3280> エストラスト 　東１　　 -3.18 　　1/12　　　3Q　　　-82.06

<4187> 大有機 　　　　東１　　 -2.27 　　1/12　本決算　　　-10.09
<7607> 進和 　　　　　東１　　 -2.16 　　1/12　　　1Q　　　　6.00
<8519> ポケットＣ 　　東１　　 -1.38 　　1/12　　　3Q　　　　6.14
<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -1.28 　　1/12　　　3Q　　　　赤縮
<2791> 大黒天 　　　　東１　　 -0.98 　　1/12　　上期　　　 16.87

<3093> トレファク 　　東１　　 -0.88 　　1/12　　　3Q　　　-30.09
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１　　 -0.61 　　1/12　　　3Q　　　-42.93
<9765> オオバ 　　　　東１　　 -0.43 　　1/12　　上期　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース