ミュチュアル、前期経常を43％下方修正

　ミューチュアル <2773> [ＪＱ] が5月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の8.3億円→4.7億円(前の期は12.6億円)に43.5％下方修正し、減益率が33.9％減→62.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.9億円→4.3億円(前年同期は10.4億円)に45.5％減額し、減益率が23.4％減→58.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　個別業績数値につきましては、期末に予定していた大口案件が翌期にずれ込んだことと、当社の主要顧客である医薬品業界が薬価制度の改定を背景に設備投資の見直しを行った影響で、売上高が大きく落ち込み前回予想数値を下回る見込みとなりました。　　　連結業績予想は活発な化粧品メーカーの設備投資に支えられ、国内連結子会社の業績は概ね順調に推移したものの、当社の売上高減少により、各段階利益も前回予想数値を下回る見込みとなりました。　　（ご注意）上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。