双日、１１年３月期連結営業利益予想は前期比２．５倍の４００億円

　双日は３０日午後零時３０分に、１０年３月期決算を発表した。

　１１年３月期連結業績予想は、売上高が前期比９．５％増の４兆２１００億円、営業利益は同約２．５倍の４００億円、純利益は同２５．１％増の１１０億円。

　機械部門では、新興国・資源国を中心とした基幹産業やインフラ整備の拡大を背景としたプラント関連の機器取引の増加や、ロシアでの自動車市場の回復を想定。エネルギー・金属部門では、市況の回復や鉄鋼需要の回復を見込む。また、化学品・機能素材部門では中国、アジアを中心とした需要回復を予想。生活産業部門では、水産事業、海外肥料事業の収益性の改善と食料事業での取り扱い数量増加を見込んでいる。

　１０年３月期連結実績は、売上高が前期比２５．６％減の３兆８４４４億１８００万円、営業利益は同６９．０％減の１６１億２８００万円、純利益は同５３．７％減の８７億９４００万円となった。

　午後零時４６分時点の株価は１円安の１７２円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社