サダマツが大幅３日続落、ＳＣでのセール施策が粗利率押し下げ２月中間期業績は下振れ

　サダマツ<2736.T>が大幅３日続落。前週末３日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（９～２月）連結業績について、売上高を４４億５０００万円から４５億１６００万円（前年同期比１０．４％増）へ上方修正した一方、営業損益を１億３０００万円の黒字から１億６３００万円の赤字（前年同期１億１３００万円の黒字）へ、最終損益を３０００万円の黒字から１億１６００万円の赤字（同４１００万円の黒字）へ下方修正したことが嫌気されている。主力商品「Ｗｉｓｈ　ｕｐｏｎ　ａ　ｓｔａｒ」の好調から売上高は想定を上回ったものの、低迷の続く郊外型ショッピングセンター（ＳＣ）を中心に売り上げ改善を目的として展開したセール施策が粗利率を押し下げたことに加えて、国内での新規出店や店舗改装に伴う設備投資の増加、１２月商戦に向けて首都圏を中心に放映したテレビＣＭや各種イベントなどの積極的なプロモーション費用の投下などが響いた。

サダマツの株価は１０時５４分現在３５４円（▼２９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）