4,179円
あらたのニュース
わらべ日洋<2918>:2246円(-207円)
大幅反落。前日に発表した第1四半期の決算内容が嫌気されている。営業利益は11.2億円で前年同期比30.3%減益、上半期計画の同6.6%減益予想との比較では想定以上に減益幅が広がる形になっている。人件費上昇や新規設備投資の影響、水産加工品の取扱高減少などが響いた。なお、株主優待制度を拡充、これまで100株以上の株主は1000円分のクオカードであったが、継続保有期間3年以上で倍の2000円分を提供としている。
ロジザード<4391>:2591円( - )
公開価格(900円)の約2.78倍となる2500円で初値を付けた。4日に上場したが、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。01年7月設立。事業内容は、クラウドサービス事業や情報システムの開発・販売など。18年6月期の営業利益見通しは前期比52.8%増の1.36億円。倉庫在庫管理システムのクラウドによる提供に加え、販売チャネルや流通チャネルの統合を進める事業者への場所別在庫情報を提供する開発案件など新たな取組みを進める。
アイスタイル<3660>:1210円(+11円)
続伸。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を1090円から1450円に引き上げている。経営基盤の拡充に伴い、17年6月期をボトムに業績は拡大期に入ったと判断しているもよう。営業利益は今・来期と2ケタの利益成長が続くとみているほか、20年6月期には前期比2.1倍の52億円にまで収益が急拡大すると予想しているようだ。
東京個別<4745>:1039円(+78円)
大幅続伸。前日に発表した第1四半期決算が好感されている。売上高は36.8億円で前年同期比7.3%増収、営業損益は6.2億円の赤字となった。閑散期で赤字決算となっているが、前年同期比では1.4億円の損益改善となり、通期では0.7億円改善見込みの中、想定以上の収益改善と捉えられている。新店効果などで授業料売上高が増加したほか、講習会売上高などもおおむね好調に推移しているもよう。
三機サービス<6044>:1954円(+142円)
大幅続伸で上昇率トップ。前日に業績予想の上方修正を発表している。18年5月期営業利期は従来予想の6.3億円から7.8億円に上方修正、増益幅が拡大することになる。小売り業界の大口顧客向け設備メンテナンスの受注が伸びたほか、病院などへの省エネ事業提案も安定化しているもよう。業績好調に伴って、期末一括配当金も従来計画の23円から28円に引き上げ、前期比8円の増配とする。
あらた<2733>:5490円(-650円)
大幅反落。49.8万株の公募増資、30万株の自己株式処分、上限11.9万株のオーバーアロットメントによる売出を行うと発表している。計91.7万株は発行済み株式数の5.3%となる。手取り概算額は54.6億円で設備投資資金に充当するもよう。さらに、120%コールオプション条項付第2回無担保CBを発行することも発表。社債総額は60億円、転換価格は7月10日から13日の間に決定。潜在株式の比率は4.1%となる。
GMO-FH<7177>:820円(-14円)
大幅に続落。グループのGMOクリック証券会社の6月の株式売買代金が1兆3339.37億円(5月は1兆3309.01億円)、1日平均で635.20億円(同633.76億円)だったと発表している。売買代金は4カ月ぶりにプラスに転じたが、伸び率は小幅にとどまった。また、前年同月の売買代金2兆0240.58億円、1日平均920.02億円と比べて減少していることから、業績に対する警戒感が広がっている。
アスクル<2678>:3100円(-275円)
大幅続落。前日に前5月期の決算を発表している。営業利益は41.9億円で前期比52.7%減益、昨年2月に発生した火災の影響で大幅減益となったが、従来予想の38億円はやや上回る着地となった。一方、今期は60億円で同43.1%増と回復を見込んでいるが、17年5月期の88.6億円には届かず、ネガティブな見方が優勢のようだ。外部委託分の宅配運賃の値上げの影響などが響くもよう。
エスプール<2471>:1399円(-98円)
大幅に続落。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の営業利益を前年同期比76.6%増の4.63億円と発表している。人材派遣サービスが引き続き順調に拡大したほか、障がい者雇用支援サービスも伸長し、利益が拡大した。通期予想は前期比20.7%増の8.14億円で据え置いた。進捗率は56.9%だが、ほぼ会社予想通りでサプライズに乏しいと受け止められ、材料出尽くし感から売りが出ている。
アマナ<2402>:834円(+13円)
大幅に3日続伸。グループ傘下のアマナデザイン(東京都品川区)が米NewsCredと日本市場に対するコンテンツ・マーケティング・プラットフォームの提供を本格稼働すると発表している。アマナデザインが提唱する顧客に最適化されたコンテンツを提供する「コンテンツオプティマイゼーション」を実現するプラットフォーム。NewsCredは各国の約5000メディアが保有するコンテンツを提供している。
良品計画<7453>:33750円(-4500円)
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は133億円で前年同期比12.2%増益、14四半期連続での増益となり、通期計画500億円、前期比10.4%増に対しても順調なスタートに。国内既存店売上高の堅調な推移に加え、海外事業の利益率も改善している。ただ、好決算ではあるものの、サプライズは乏しく出尽くし感が先行する形になっている。また、4-6月の中国の販売動向が伸び悩みとの会社側コメントなども警戒されているもよう。
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