アイケイＨＤ、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　ＩＫホールディングス <2722> [東証Ｐ] が1月12日大引け後(16:00)に決算を発表。23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結最終損益は1億8600万円の赤字(前年同期は5億9800万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億8600万円の黒字→9200万円の赤字(前期は9億0500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結最終損益は9400万円の黒字(前年同期は3億0700万円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来12円を計画していた期末一括配当を見送り、14期ぶりに無配転落(前期は12円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結最終損益は1億0300万円の赤字(前年同期は3億8300万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-3.2％→-0.2％に大幅改善した。

株探ニュース